人の夢は儚い。夢女子の推し

推しのことを言語化すると元気になったので今日も千夜一夜物語っぽく一日に一推し語る取り組みします。多分途中で飽きる。

なんか昨日はかしこまってめちゃくちゃ「〜だ、〜である」口調で書いてたね。

気分屋なので仕方ない。MTBIも診断結果日替わりで変わるくらいなので…

 

犬飼澄晴や霧野のことは長い付き合いの人は知ってるだろうし、そりゃ人生のサビ部分なので何度でも話したいんですがね、今日はいいや。

むしろこの2人は熱量語ると元気と言うより狂気で疲労感がすごいので…イメージMP使ってでかい魔法ぶちかます感じ。

 

今日は中学時代にクソ痛夢女子になってしまった原因の推しについて話します。

 

D.gray-man

 

…今流行りの異世界転生するなら多分この作品かもうひとつの方の作品どっちかだろうと思ってるくらい中学時代は情緒を振り回されてた。

 

私が夢女子になったのはラビのせいなのですが、ついでなのでD.gray-manとの出会いから話をしていく。

中学一年生の時に他小出身の子から教えてもらったのが事の発端で。私たちの小学校はきっと幼かったのだと思う。その他小の子たちはトレカなど持っていてそれを生徒手帳に挟んで見せ合いなどしていた。

この生徒手帳が後ほど私の狂気を証明する代物になるのだが…。それは後ほど。

 

私の小学校の校区は中学区に分けると5分の4は他中、私はその残りの5分の1の少数派だったため、小学校時代から仲良くしていた友達とは離れ離れになってしまった。他小はそのまま持ち上がりのような形態で私は会話はすれど波長の合う人間には出会えずだったのだが、その他小出身の子がたまたま紹介してくれてそこでラビをおすすめされて少々興味が持てたので書店に勤めていた母親に頼んで単行本を買ってもらった。

第1話の骨組みが体の中に入っていくシーンでドン引きしたのは未だに覚えてる。

井の中の蛙というか、グロなんてなんでも行けるよ!とか言ってたやつがマンガのほんのり描写に引いたので私はグロなんてなんでも行けるよ!なんて言うたらあかんのやと思った。

当時そんなに気にしていなかったけどD.gray-manは絵柄が綺麗なので登場する女の子がみんな可愛くて楽しめた。

それまでの私は男キャラとかにあまり興味が持てなかったし、強いて言うならスーパードールリカちゃんのドールイサムや戦隊シリーズのガオシルバーが好きだったけど、幼少期はセーラームーンごっこぴちぴちピッチごっこするくらいには女キャラが好きだったし、憧れだったのでリナリーのお洋服かわいいなあとかララかわいいなあとかそんな感じだった。

そんな中でラビに出会った。

登場してから読み進めている時はなんで勧められたんだろうと思った。バンダナを下ろして本を読んでいる1枚絵を見るまでは。

は?????イケメンすぎんか???????

ギャップ萌えというか、普段下ろさない髪を下ろしているとかいうそういうのに普通にドキッとしたのだ。平面相手に。

でもそれは仕方の無いことだと思う。

当時の私は(今でも)男子顔負けの身長で、周りにキャーキャー言えるほど魅力的な男の子を見つけられかったので。

中学生ほどビジュアルに厳しい生き物はいないと思う。

それほどにラビは当時の私にとってイケメンで博識(記憶力が良く)で高身長でと理想だったのだ。

同時期に私は他小出身の子にアニメイトというアニメグッズが所狭しと陳列されてある空間を教えてもらっていた。アニメイトは隣市にあったので中学生で電車に乗り慣れたのはアニメイトのおかげ。当時の私の収入は同居するおばあちゃんからのお小遣い。中学生にしては大金を毎月貰っていた。以後は狂ったようにラビが描かれたグッズを買い集めていた。卒業するときの虚無さと言ったら。

そんなラビへの思いを中一ではブヒブヒ言いながら募らせていたが、中学生は複雑だ。一応平面相手にキャーキャー言ってるのは客観的に見てとても痛いのは分かっているので大っぴらにしようもんなら卒業まで後ろ指さされるのは目に見えていた。

しかし気持ちを共有してもらう同士はやっぱり欲しいもので、色んな子に探りを入れながら過ごしてきた。

そんな中学生活2年目、遂に同士を見つける。 

見つけた時は嬉しすぎた。そしてなんとしてでも仲良くなりたいと必死だった。そんな必死さが届いたのか彼女とは今でも交流がある。この前金沢土産に日本一食べにくいお餅やでと言って渡された。そこまで食べにくくは無かったし美味しかったで。

話を戻す。

中学2年生、私はまだまだ子どもだった。

同士をMと仮称するが、Mはケータイを持っていた。当時機能としてはメールが打てたりテトリスが出来たり音楽が聴けたりくらいは知っていたのだが、私はMに夢を見せられたのだ。

そう、夢。夢小説。

名前変換機能とかひっくり返った。

人の書いた解釈のラビだがそれにしてもラビが私の名前を!?え〜無理〜//////////

いかんいかん、スラッシュで赤面するなんて何年ぶりだ。デコログでやっとけ。

そんな夢小説に触発されて私も小説を書いた。ノートに←

しかしラビとイチャイチャするなんてそんな、恥ずかしい、イチャイチャしたい、恥ずかしい…思春期って難しい。

それまでの私はエアーでラビを作り上げ登下校デート(ただ家と学校の往復、視線はエアラビと合わせるため、やや目線は高め)で満足していたのに、そんな、ノートにラビとの少女マンガも裸足で逃げ出すような甘い日々を書くだなんて…まあ、実際文才なかったのであんまり書いてないです。

しかしMともう1人の3人で回す交換ノートにはイチャイチャ会話進行させてたので実質夢小説だったと思う。

そんなわけで中学校3年間はラビにお熱だったけれど、受験やD.gray-man休載というタイミングもあり、やがて切れ切れの連載の中でラビは壁にめり込み干支が周り今に至る。

ラビ…私は貴方と同じ身長になったよと、ふとした時に調べたら公式で身長が伸びてて鼻息が荒くなった。壁にめり込んでても骨は成長するんだ。

ちなみに団服デザインは7、8巻あたりで出てきたあのシュッとした7分袖のデザインが好きです。腕の筋たまらんわ。

はよラビ出てこんかな〜!!!!!

 

次回は腐女子に目覚めたきっかけ推しの話したいな