VHSビデオ主流の腐女子って

例えば推しカプの接触シーンがあったとしたらやっぱりそのシーンだけ擦り切れるほどに巻き戻し再生を繰り返したりしてたんかな?テープちぎれたりしたらどないしてたん?考えるだけで胸が痛いんやけど。

 

明けました。本年もよろしくお願いします。

 

早速なんですけどイナズマイレブンに再熱中です。GOが放送終了して今年の3月で10年経つそうなんですけど。

え?なんなん?もう10年経つん?円堂世代から天馬世代に移行する年月を我々リアルにタイムジャンプしたん?え、嘘やろ…(驚愕)

ちょっとは分別のつく大人になったのかと思いきやお前はなにも変わってない…誰もお前を愛さない…(机の下へ潜る)

いや、フォロワーの中には未だに他校(国)(ゲームのみ登場)のカップリングを自給自足している人もいるので一度離れ出戻ってきた私なんてもんは大したことはないんですが。

再熱してもなんだろうな、満たされないんですよね。それはきっと大方環境が理由なんでしょうけど…

やはりリアタイでアニメを見ながらツイート、タイムラインに上がってくる感想ツイートをRTファボして、終わったあとはpixivを巡回するっていうルーティンがないからなんだ…。

分別がつくより、こだわりが強くなった私は少しでもあの懐かしさに浸りたくてpixivの過去のブックマークを漁っているが雑食だった10年前の自分がブックマークしたものは思いのほか地雷畑で、毎度瀕死。

ようわからんけど多分これ因果応報なんだわ。(悪気のない悪行を振り返る)

カップリングに対しての考え方が変容したんやろか…

そりゃ合意の上のバッドエンドが好きですが。メリバが好きと言ったな。そりゃホントだ。

受け手や周りが不幸だと思っているが当事者たちにとっちゃそれがお互いが折り合いをつけて見つけた最適解のハッピーエンド…つまりメリバ…。

流行りのジャンルで例えるなら

夏油傑のことが忘れられない五条悟が夏油傑のガワだけでもいいからと夏油傑(羂索)と結ばれるのは私的には五条悟幸せやんハッピーエンド!~完~なのだが普通にこの話を聞いている友人らはバッドエンドだろと言ってくる。ええやんお互い合意してゴールインして違いないやん。(レペゼンオーガMCとまと)

 

いきなりすみません、呪術廻戦になりましたね。今日はイナズマイレブンの話をしようって打ち合わせしてたのに(誰と?)

 

というわけで無印一期をのんびりコロコロチャンネルで見ているわけなのですが。(実はアニメ一期未視聴・ストーリーはやぶてんで把握済み)

あんだけメリバ言ってますけど、円豪っていいですよね。

円堂守が光すぎるので闇堕ちとか考えられないです。円堂闇堕ち地雷です。というか円堂の周りが闇堕ち一通りやってるんでそういうのいいです。どう考えても円堂守は攻め!受けとか言わないの!どうしてもって言うならあのでっかいゴッドハンドにおしりペンペンしてもらってから言いに来なさい!

というかこれは完全にプリキュアで分からされたのですが主人公(圧倒的光)による光堕ちが好きです。よって円グラも好きです。

円堂関連は円豪と円グラだけ許せる…

円夏も…わかる…3期ゲーム版のロコ夏が好きだけど夏未の幸せ考えたらそりゃ円夏よな…

なんなら去年の12月まで円秋って未練たらしく言ってたけど一秋やな…秋ちゃんのサッカーは一ノ瀬から来てるんやもんな…。

と、こんな感じで改宗してる。

円風も、関係性が尊いんやが、風丸一郎太は霧野と同じく凛々しくあって欲しい。

霧野は蘭拓でも全然さ、神童の涙が美しく光るのがヒロインすぎていい。攻めが成立する。だけど風丸は、円堂が相手なので…(円堂受けが地雷)

よってカップリングが成立しない…リバでも無理…というか風丸も霧野と同じく失恋枠で好き…美しい…美少年の実らない恋心儚くて切なくて美しくない?

まあ円夏を前にすりゃ男どもはみんな失恋してますけどね。

円夏のこどもが出てくるヴィクトリーロード楽しみですね。CV竹内順子のこどもは父親に反抗せなあかんとかいう業界のルールがあるんですかね。

GOから14年位は経ってるとして、三十路手前の霧野見たいわ…。風丸式でハーフアップ?どんなんでも美しいやろな…。

ていうか冷静に考えて円堂たちはアラフォー…?マブ過ぎませんか。アラフォー豪炎寺見たいです日野。

日野のDVによるPTSDで今でも悩まされるとは思ってもみなかったのではよヴィクトリーロード出せ。なんぼ延期すんねん。

 

今年もこんな感じで気が向いたらブログを書き散らすので良かったら様子を見てあげてください。よろしくお願いします。

 

初めて描いた同人誌

前回の記事で兄エスというカップリングが存在することを知って貰えたので今日はこの2人の話をする。

 

エスとは、劇場版イナズマイレブン最強軍団オーガ襲来に登場する敵チーム・オーガの9番FWエスカ・バメルとその兄のカップリングのことである。

兄(通称バメル兄)は映画本編では登場せず、小説版・30ページ6行目から始まるエスカバの来歴を語る中で触れられる。

かつて両親の期待の中、戦闘訓練を受けた兄だったが時代の波にのまれ無気力で享楽的と言われるほどの生き方を選択したそう。軍人家系だったバメル家はこれに悲嘆し、エスカバは幼いながらも兄を反面教師として家族を救うために自らの意思で王牙学園に入学する。

…という情報なんですけど。

ほんまにホビーアニメなん?って思うくらいイナズマイレブンの設定、深いんやが。少なくとも漢字という漢字にルビ打ってる小説で書く内容では無いのでは?そもそも兄の存在が映像に収まらないことを想定した内容だとしても、並びにバダップの蹴りでミストレの鼻を折ってもいいわけでもなく…。対象年齢が迷子すぎる。

そういう1ページくらいの情報から大人のお友達は豊富な経験と想像力で色気のあるバメル兄を作り出しまして。私はそのドンブラコと流れてきた人様のバメル兄の見た目に心奪われ、未だにその幻覚に囚われ続けているのであった。

人様の色んな推測のもと自分なりに作り上げたバメル兄は、もともとエスカバに慕われており士官学校で優秀な成績を修めていたが、学内でトラブル(強制性行為)に遭い、精神的衰弱により無気力になった後、人間に優劣などつけてはならない、平等であるべきだと人権主義に転身した際に非暴力を掲げる運動家になっていた。

腐女子は行間を読む生き物。私はこの2人にNARUTOのイタチとサスケみたいなそういうわだかまりあるやろって思ってます。

そんな供給激薄のオーガファンは相互でなくても「あ、あのエスカバちゃんは何丁目の○○さんとこのね」と言わんばかりに名前などは把握しているほどの小さなコミュニティで、私はそこにどっぷりと浸かりSkype通話三昧、サイゼでクロッキー帳に描き殴り三昧の日々だったため、ほぼ公式から見放されたこの風前の灯火のようなジャンルをカタチに残したいと思うのは至極当然の考えであった。

というわけで同人誌を出してみることにした。

前々からプロットとしてメールの未送信BOXに入れてたものを引っ張り出して原稿に直で下描きを描いて行った。ネームも描かずに22ページくらいの想定で描き進めていったら読みが当たってピタリと描きあげられたんだけど今思えばあれは仏像作りでよくある、木の中の仏像を彫るのではなく木の中の仏像を見つける作業というか…そういう定められた運命だったんだと思ってる。

ちなみに原稿から入稿まで全部アナログでやりました。デジタル何それ美味しいの?サークル名、アナログコンプレックスって言うんですよ???

写植は友達に頼んで文字打ってもらった記憶。大学、マンガ専攻でよかったね。粘土こねて卒業したけど。

3日くらい徹夜した気がするが、記憶は曖昧で結局早割の締切には間に合わず、ミストレーネ・カルスのオタク、るちんぽに泣きついた覚えがある。定価の値段が高すぎて20部刷るなんて勿体ないとかトンチキな思考バグが起きて100部刷り、はけた部数は7部とかそんなもんだったと思う。当時バダップ推しのアリちゃんがバダップのコスプレして売り子をしてくれていたが客観的に見るとバダップがバメル家の薄い本をネタに金銭をやり取りしてるのすごくシュールだったな。未だに在庫が40部くらいある。さぞ燃えることだろう。残りの50部?印刷所さんにお願いして処分してもらいましたよ…。ほんとつくづく思うけど何冊も本描ける人すごい。

余りにも読み返したくないため、うろ覚えだが描いた内容としてはエスカバが毎夜夢に出てくる兄を都度殺していたら、ある時を境に致命傷を負っているはずの兄がエスカバを殺し返そうとしてきて睡眠不足になり、限界に達して学園の救護室で寝てたら兄が登場して実は夢の内容共有してました♪終わり♡っていう話だったと思うんだけど合ってる…?

 

初同人、ジャンル:ホラーな件

 

カップリングって普通イチャラブとかじゃないの?私もそう思う。

ちなみにこの同人誌、この記事を書くまで忘れていたのだが10年前に発行したものらしく悶絶している。pixivに表紙だけ上げっぱなしにしていたよ…10年も恥を晒していたのか、泣いていいですか?

思い返して当時の自分を細かく分析すると、描きやすいジャンルはギャグかホラーか恋愛かで言えば圧倒的にホラーだったのだと思う。後々恋愛マンガ描いたら人の心が分かってないってめちゃくちゃ先生にダメ出しされたサイコパスエピソード持っているので…。ギャグも私自身おもしろい人間では無いし当時面白いと思って突っ走ったとしたら痛い内容を描いてもっと地獄を見ていたと思う。

エスはシリアスな舞台が似合うしね…ギャグ兄エスも面白そうだけど。

なので当然の結果というか、なるべくしてなったというか、推しが可哀想な目にあってるのが好きなので兄エスが和解することはあるかもしれないけどそこを描くのは私でなくてもいいと思うし、描いてみたい気もする。

 

またどこかで描くことがあるかわからない…伝説の1冊になった推しカプよ…(天を仰ぐ)

背中をモゲ(押せ)

私が最も薄い本を買ったジャンルと言えばイナズマイレブンだ。

10代のあの頃は受け攻め関係なくなんでも美味しくいただくことが出来たゆえに購入する本も見境がなかった。

中でも劇場版イナズマイレブン最強軍団オーガ襲来のチームオーガに所属するエスカ・バメルが好きだった。

しかし鈴木達央を起用しておいてダミ声のデスレインという必殺技の掛け声以外は全く喋りもしないという果てしなく公式からの供給が薄すぎるキャラクターだった。

(そんなことを書くと彼の相方であるミストレーネ・カルスは唸り声しかあげていないのだが)

 

チームオーガはイナズマイレブンの主人公・円堂守の生きている世界の80年後の未来からやってくる、平和を嫌う闇の最強戦士軍団のことだ。

熱血キャプテン円堂守が率いる弱小チーム雷門中フットボールフロンティア決勝戦で優勝した歴史…それが後の平和すぎる時代を作ったターニングポイントのため、改変しにやってくるというストーリー。

ただ、大人の事情というやつなのか、実際はこれまでの雷門中ダイジェストが大半を占めており、あまりオーガのキャラクターに焦点が当たらなかったため、ファンとしては消化不良がかなり残るものであった。

しかし、事細かにルビが打たれた小学生向けの小説の方では、唸り声しかあげなかった見目麗しい男の娘代表ミストレーネ・カルス(以下ミストレ)がキャプテンのバダップ・スリード(以下バダップ)に鼻を折られるエピソードや、粗野な風貌のミスターダミ声デスレインこと、エスカ・バメル(以下エスカバ)が実は頭脳派でバダップに論破された後に敬意を表すシーン、平和すぎる時代に溺れて行った兄がいる設定など、映像では全く公開されていないエピソード満載のものとなっており、当時のファンはこれだけを糧に自家発電を行ってきた。

ちなみに私はその小説版で出てくるエスカバの兄×エスカバのカップリングが最上だった。初めて描いた同人BLは兄エスだった。在庫あります。気が向いたらリマスターしますね。

 

劇場版が上映されている間はまだ良いのだが上映期間が終わったあとのジワジワとした供給の減りようは悲惨であった。

温暖化で水位が上がっていき目減りしていく島の面積を嘆く島民もきっとこんな気持ちなのだろうと思った。

残された島民たちで暮らす島での生活はお互いを助け合って行かなくてはならなかったが腐女子は己の解釈を曲げるくらいなら切腹を厭わない武士。相容れない同類の存在を許せない。若い私はその間をさながらイソップ童話の蝙蝠のように行き来する。すこし苦しい。今この歳になったら分かる。あの頃はSkypeだが今はきっとdiscord。それでも腐女子の在り方は変わらない。考え方がまるっきり違う相手とは極力接触しない方がいいのだ。私も気位の高いオンナになったもんだ。

 

そんな当時に仲良くしていたフォロワー(ミストレ推しとバダップ推し)が突然LINEで招集をかけてくれたのでのこのこと遊びに行った。

学生のあの頃は、早起きしてインテックス大阪で長蛇の列に並んで欲しい本を買い漁った後に行ったサイゼリヤで爆睡こくという集まり方だったが、各々お酒も飲める経済力を持った大人になった。無理もない、私たちの間には劇場版上映から13年の時が流れていた。

それぞれには時々会って親睦を深めていたが、3TOP各自推しが集まるのは本当に久しぶりだった。ここだけの話、なんかちょっと緊張してお酒入るまでは芋った。

お互い近況報告(布教)もそこそこに当時を懐かしむ話に花を咲かせていた。間違いなくあの頃が青春だったなあ。

と思ったので店を予約した私は彼女たちに喜んでもらえるようサプライズを用意していた。

居酒屋によくあるお祝いプレートを用意した。

「最強軍団オーガ襲来」と書いたプレートだ。

バチバチと花火が火花散らすプレートを満面の笑みで男の店員さんが持ってきてくれた。

内容的におめでとうございまーす!なんて言葉をかけていいのか分からずとにかく笑顔で持ってきた。そして「オーガってなんですか?笑」と聞いてきた。

とりあえず元気に「青春です!」と答えておいた。青春おでん。

2人とも期待通りの反応(爆笑)でとても嬉しかった。

その後カラオケに行き、好きな歌(オタク)を歌っていたが段々とイナズマイレブンメドレーのようになっていった。

ゲーム版イナズマイレブン ジ・オーガのエンディングテーマ曲であるマジカル・フューチャーを入れたら「ジ・オーガEDテーマver.」と曲タイトルの下に書かれていて沸いた。なんならそれを撮りたいがために歌い直しのボタンが押された。

オーガ推しのこのちょっとした喜びを分かち合うのが楽しい。気持ちはポルノグラフィティのアゲハ蝶のような飢えた気持ちだが。

 

解散して自宅に帰ってきてからもLINEのやり取りは続いており、近況報告の中で話していた執筆した薄い本のリンクが貼られていたり、布教したマンガの感想が書かれていたりと充実していた。自分もなにか紹介できるものはないかと考え、とりあえずこのブログ記事のURLを貼っておいた。

字書きになったら?というメッセージが送られており、目からウロコだった。

今まで絵を描いてきたのでブログぐらいしか長文は書いていないのだが、それでも字書きとして成立するのか?と思った。が、この文字数書けたら書けるらしい(?)いや全く同人でも文は読んだことがないので感覚が分からないのだけれど

なんだか新しい扉を開ける予感…。

自分では大したことだと思っていなかったので自信は全くないのだが、記事読んでくれているフォロワーにはこのような嬉しい言葉を貰えるのですこし自惚れてしまう。

何気ない言葉でも背中を押されると嬉しいものなので、そのうち調子に乗って何か書き上げたら読んでください。

一寸先

パートナーの影響でm.o.v.eを聴くようになったのですが(イニDとかのテーマ曲歌ってる人)

遡ってみるとアリカ様ともコラボしていた。

 

アリプロは私の人生の音楽そのものだ。

中学生の時にコードギアス反逆のルルーシュR2のエンディング「わが臈たし悪の華」に出会った瞬間、それまでの私は本当の私ではなかったのだと思い知らされるほどに脳みそを破壊されるような強い衝撃を受けた。

運命の出会いを果たしたのだ。

以来TSUTAYAで狂ったようにアリプロのCDを借り、歌詞カードをカラーコピーし、カラオケで歌い散らかした。

最初はビジュアルなどにちょっと引いた。が、もとより少女趣味を持ち合わせていたため諦めていた憧れを諦めなくてもいいと励まされているような気持ちにもなれた。

アリカ様呼びにも引いた。が、なんやかんや愛称として呼んでいる。

あと漢字にもちょっと強くなった。漢検2級取れたのは多分アリプロのおかげ。

 

1番好きな曲はわが臈たし悪の華で、アルバムよりシングルの音源が良い。なぜって言葉にしにくいけど、アルバムの方はあんまり魅力が伝わらない。聴き流してしまう。今でこそSpotifyとかで音楽を聴いてるが、音源をWALKMANに入れていた時はわざわざシングルの音源を入れていた。それくらいなんか違う。そんな違いが分かるくらいには好きなのかなとも思う。

その次が青嵐血風録。多感なお年頃に「誰かの孤独とひととき交われば 救いの手は影だけ伸ばす」なんて言葉、ビンビンにもなります。

3番手は凶夢伝染。アホなのでMV一発で見てどういう意味がわからなかったが、わかった後でインタビューみて答えが合ってたのに感動した。アリカ様の好きな作家さんの作品だからってすごく力入れてる感じも伝わってパワフル。「騙されてあげようか 綺麗に笑いなよ」が好きです。

20代前半まではアップテンポの曲が主に好きだったけど、最近は遊月恋歌とかゆったりした曲も好き。(アルバムのロマンスver.が好き)いつか生の遊月恋歌聴きたい。

 

アルバムを借りている中で1番驚いたことがNobleretというアルバムのジャケットがCLAMPだったこと。

え、私の崇拝するCLAMPが私の大好きなアリプロのジャケットを描いてるってコト!?(そう)

補足だが私はよくその辺に居てるカードキャプターさくらに狂わされたCLAMPファンである。少女趣味はここから来てる。

よくよく見るとCLAMP学園探偵団の主題歌?!Wishの主題歌!?!?とその時代に生まれていたかったよという夢のコラボなのである。しかし当時出会っていたとしても歌っているのは白アリなのでハマっていたかは不明。そして今思えばコードギアスもキャラデザはCLAMPでわが臈たし悪の華CLAMPの絵とのコラボなので十分に堪能していたと思う。

そんなこんなで好きなジャンルを追いかけていると知らん間に夢のコラボが出来上がっているわけである。

好きなものと好きなもののコラボ現象、以前語った接点なし推しカプが接点アリになった威高現象とでも名付けようかしら。

威高現象で狙っている次はシャドーハウスの主題歌歌って欲しいのだけど…世界観バッチリだし絶対行けると思うのだけど…。あと金平糖のバリエーションとかでもいいのでバレエ音楽から引用来ないかな…。そりゃ本命はジゼル2幕とかなんですけど!

もう2人ともいつ引退されてもおかしくないお年なのでやはり推せる時に推したいし威高現象は見たい。頗る見たい。

私もアリカ様みたいな魔女になれるようにがんばろーっと。

メリバ好きの原点

大昔、バレエを習っていた。

4、5歳のときに始めて10年以上続けたものの、筋トレも柔軟も嫌いで、お世辞にも上手いとは言えない実力だったし、仮に上手くても踊る相手は身長的にいなかったし、みんなと混ざって踊っても悪目立ちするしか無かったくらい相性の悪い習い事だった。

陰険な女どもに更衣室から締め出されるなどの嫌がらせもされたが、でもあの煌びやかな衣装を身にまとい照明が輝く舞台の中にいることが楽しかった。

大先生が引退なさると宣言して、弟子の先生のバレエ教室に吸収された時に、きちんと辞めますと言えずにフェードアウトしたのが心残りなのか、未だに月一ペースでバレエのお稽古に向かうが上手くたどり着けない夢を見る。

それくらいにはバレエが好きだったのだと思う。

 

最後に踊ったのはジゼルという演目の中に出てくるウィリという超脇役だった。

何する役なのかと言うと、墓地にやってきた男を死ぬまでダンスさせて湖に突き落とす幽霊という役である。

ダンスで殺すっていうのが無茶苦茶なんだが、カードバトルで死ぬ世界線もあるからバレエにもバレエでの殺し方があるんだ。多分。

 

ジゼル(全2幕)自体のあらすじは

1幕目は、ドイツの貴族アルブレヒトが身分を偽り、小さな村の美しい村娘ジゼルと恋に落ちるが、それがバレ、更には婚約者の存在もジゼルに知られ、ジゼルがショックのあまり錯乱して死ぬ。

2幕目は森の奥深くのジゼルの墓で妖精ウィリたちと、その女王ミルタが新しいウィリであるジゼルを迎え入れる。

ミルタたちは婚前で男に裏切られて死んだ女の亡霊なので同胞のジゼルのために墓参りに来たアルブレヒトを殺しにかかるが、ジゼルがそれを阻止しようとする。やがて朝になりミルタたちは撤退していき、ジゼルも墓へ戻っていく。

残されたアルブレヒトは深い後悔を抱えて生きていく…というお話。

 

そのたった第2幕だけを踊ったのだが、それだけで思い入れのあるものになった。

ウィリの踊りの面での役割としては、ただひたすら背景と同化する…同じ姿勢を長時間保つということを求められる。これが結構しんどい。ポージングは定期的に変わるのだが、ピクリとも動かないようにしなければならない。

主人公たちが踊るための引き立て役なのだ。

 

王道の白鳥の湖や、バヤデルカはヒロインもヒーローもどっちも死ぬ。が、ジゼルはジゼルだけが死ぬ。私のメリバ好きはここから来てるんじゃないかと思う。

第1幕は、大恋愛の末錯乱して死ぬってジゼル繊細すぎるだろ…と思っていた。今は分からないこともない。そのためアルブレヒトはどう考えてもいい加減すぎる男なので嫌いなのだが、色んな人の演技を見ると結構実直な印象を受ける。意外。まだその領域はわからない。全体としては村娘調の衣装が中心なので華やかではない。錯乱のシーンは見もの。

 

しかしその後、第2幕ではスモークが炊かれた暗い舞台に月明かりのようなほのかに白く照らされる照明が、暗く深い森という神秘的な雰囲気を演出している。そこに儚く優雅に登場し、重力を感じない軽やかな踊りを魅せる純白の衣装に身を包んだウィリの女王ミルタ。ただそこに静かにあるだけで、厳かで女王然とした佇まい。1幕の「生」があるからこそより引き立つ「死」の神秘。美しすぎる。

しかしウィリの女王なので、おそらく気が遠くなるほど大昔に男に裏切られて地獄を見た女だ、面構えが違う。

踊りも、雪のように柔らかく、しかし触れると冷たく純粋に踊るジゼルと対照的に、氷のように堅く鋭く隙のない踊りをするミルタが好きだ。

好きすぎるが故に、多分アルブレヒトを死守したあとのジゼルがミルタの氷を溶かそうとする百合展開後日譚ワンチャンあるだろとか、ジゼルでなくても過去に自分の傷を癒してくれたことからミルタに想いを寄せているウィリとか絶対いるだろって考えるくらいにはミルタのこと考察してしまう。多分転生したらウィリになってる件だ。(というか転生しても死んでる)

 

そもそもバレエ作品に出てくる気の強い女の踊りが好きすぎるのがいけない。コンクールなどではバリエーションという1分半くらいの長さの踊りを踊るのだが、先輩方の踊りを見てきた私の好みはみんな気の強い女の踊り…そしてタンバリンや小道具を使う難易度高めの踊り…(キトリ、エスメラルダ、黒鳥など)

 

話を戻して、バレエ作品は全幕見るとなるとそこそこに長いものが多いのだが(眠れる森の美女とかは3幕ある)ジゼル自体は1時40分という舞台にしてはコンパクトなものなので見やすい。

男性の衣装とかはちょっと見慣れるのに時間かかるかもしれないけど跳躍力とかつま先見てたら多分気にならなくなると思う。

推しは2幕からなので2幕だけ見てください。

ちなみにバレエは、いい舞台だと音楽団とかが舞台の前で生で演奏してくれる。踊り手の動きに合わせて音楽が出来上がっていく臨場感もなかなか高いチケット代払って見る価値はある。

めちゃくちゃバレエ見に行きたくなってきたしジゼルの円盤欲しくなってきた。バレエ団ごとに欲しいし、演出毎に違うのが欲しい。

終わる。

つわものどもが夢のあと…

阪神がアレした日にワイの過去に腐女子になってアレした話。

 

昨日書いた、今流行りの異世界転生するならD.gray-manかもうひとつの方の作品どっちかだろうと思ってるくらい中学時代は情緒を振り回されてたもうひとつの方の作品の推し。

銀魂高杉晋助なんですけど

 

銀魂も中学時代とても流行りましたよね。いつか昔、痛いオタクの女みたいな画像回ってきた時があってそれが「細身メガネの銀魂みたいな口調でオイイイイ言う女」みたいな解説されててめちゃくちゃ自分やんってなりました。アーイタイイタイイタイ〜

推すようになったきっかけはアニメイト、この時銀魂はすでに知って居て高杉ももちろん知ってる。めちゃくちゃ悪役ムーブよなあくらいに思っていたが、アニメイトで攘夷志士時代の顔が良すぎた。美少年…。

今思えば若い頃暴れん坊将軍やってたケン様に雰囲気似てるよね?

そこから一転して闇堕ちしちゃったのは悲劇があったからだと匂わせて謎に色気出すわけだから目が離せません。なんだあの成人男性のくせにムダ毛とか皆無な感じ。脛が無駄にツルツルなのなんでなん?

立ち位置的に松ぼっくりみたいなキャラなので出てきたら爆発するためか、出番が少ないとこも好きです。

当時大きな図書館行って高杉のモデルである高杉晋作の本を舐めるように読んでたのも懐かしいね。

ちなみに高杉はなんと元彼(笑)のラビと同じ誕生日です。私は8月10日を推さないといけないのか?隻眼だし緑目だよな?ハァ?

ラビと来て高杉なのでわかってくれると思うんですけどなんかエロいキャラが好きです。まあ高杉はタチじゃなくてドネコだろうよ。めちゃくちゃ男娼だもんなあ。

そんな高杉に夢中な時、リアルタイムでは吉原炎上篇がアニメでやってた時でした。

うちの可愛い可愛い晋助くんをお嫁に出せる相手を仲人オバサンは見つけてしまったのです。

神威

思春期真っ盛りの中学生腐女子はあーんなコトやこーんなコトへの妄想力が無限大です。

神威×高杉とかいうバイオレンスラブやばすぎやろ、絶対首絞めあったりとかしてるやんサイコー!そして顔が2人とも好み、更には神威は声帯も良すぎる。

めくるめく妄想、しかし吉原炎上篇の段階では神威と高杉は出会ってないです。

所謂接点ない顔カプなので同士はいないです。前記事で紹介した中学時代の友達のMにインターネットの海で泳いでもらったけどイラストもサイトもなかったで言われてデスヨネーと納得した記憶。

塾で出来た友達も銀魂好きの腐女子だったけど威高が好きって言ったら「え、そんなカップリングあるんだ」みたいなこと言われた記憶ある。

つまりワイがこの世で最初に見出したカップリングやんけ!!!というポジティブシンキングで中学時代は過ごしました。

でもアニメではオープニングで順番に出てきたり本誌の巻頭カラーではツーショで出てきたし何よりも紅桜篇で高杉は春雨と組んだ話してたから絶対絶対絡む時あるもん!とか思ってた。思ってたので空知先生にその旨を書いたむちゃくちゃ失礼な手紙を書いた気がする。(読まへんやろ思ってたらファンレターには全て目を通しているって書いてて後悔でめちゃくちゃ死にたくなった)

余談だが当然高杉の夢小説を読み漁っていたのでランキングサイトで交流していた子に巻頭カラー、2人並んでたの腐女子的にめちゃくちゃ嬉しかった〜とBBSに書き込んだら自分は腐女子ではないけど〜と前置きのある嬉しい気持ちに共感するコメントを返されて「え、夢と腐は別物なんだ…?????」となった。まあ当然っちゃ当然なのだが…。

当時の心理的には推しの隣に居られないなら、推しの隣には私が選んだ相応しいキャラが推しを抱いてくれよという気持ち。前向きなNTRですね。

なんにせよ威高をチラッと描いてくれた絵師さんがきっかけで旧Twitter登録したり、繋がったりあったので威高が私の世界を広げてくれたのは間違いない。

 

時は流れ高校生になり私はついにアレしたのです。

 

第310訓 悪党だらけのこの素晴らしき世界

 

学校からの帰宅後ジャンプ読んだら推しカプが目を合わせて話してるし情報量多すぎて理解追いつかず「ハ?ハア?ハ??ハ????ハア????????」動揺が酷かった。

阪神がアレして道頓堀に飛び込む人の気持ちよく分かる。外で目の前に川があったら飛び込んでたと思う。ゼルダの新作が出た時の海外ニキの反応と寸分変わらない暴れ方してたし、習い事のバレエで使うタイツがつい股から破けちゃったもんね。内容こそ忘れたが塾時代の友達から生存確認のメールがあったことも記憶している。

後々アニメでも当然放送されて、グッズなどでは2人のツーショグッズが並んでたりしてた。突然の供給に気持ちがバグって蓋したので何も持ってないが。

結局、悲願が実現したことによって燃え尽き症候群的な、それ以降の2人の展開を受け止め切れる自信がなくて銀魂自体最後まで追うことを放棄したのだが、今ならなんか行けそうな気がせんでもない。

でも今更銀魂は読むのしんどいかなあ、文字数が…でもなんかちょいちょい高杉が包帯外してるとこ見かけて気にはなっているのでそのうち見届けに行きます…。

 

私はすでに腐女子としての夢が早くに叶ったというか、実現されたのでゆとりというかさとりというか、そういうものがあるが、むしろ欲が少ないが

次にもう一度アレするなら犬鳩がいいな!

人の夢は儚い。夢女子の推し

推しのことを言語化すると元気になったので今日も千夜一夜物語っぽく一日に一推し語る取り組みします。多分途中で飽きる。

なんか昨日はかしこまってめちゃくちゃ「〜だ、〜である」口調で書いてたね。

気分屋なので仕方ない。MTBIも診断結果日替わりで変わるくらいなので…

 

犬飼澄晴や霧野のことは長い付き合いの人は知ってるだろうし、そりゃ人生のサビ部分なので何度でも話したいんですがね、今日はいいや。

むしろこの2人は熱量語ると元気と言うより狂気で疲労感がすごいので…イメージMP使ってでかい魔法ぶちかます感じ。

 

今日は中学時代にクソ痛夢女子になってしまった原因の推しについて話します。

 

D.gray-man

 

…今流行りの異世界転生するなら多分この作品かもうひとつの方の作品どっちかだろうと思ってるくらい中学時代は情緒を振り回されてた。

 

私が夢女子になったのはラビのせいなのですが、ついでなのでD.gray-manとの出会いから話をしていく。

中学一年生の時に他小出身の子から教えてもらったのが事の発端で。私たちの小学校はきっと幼かったのだと思う。その他小の子たちはトレカなど持っていてそれを生徒手帳に挟んで見せ合いなどしていた。

この生徒手帳が後ほど私の狂気を証明する代物になるのだが…。それは後ほど。

 

私の小学校の校区は中学区に分けると5分の4は他中、私はその残りの5分の1の少数派だったため、小学校時代から仲良くしていた友達とは離れ離れになってしまった。他小はそのまま持ち上がりのような形態で私は会話はすれど波長の合う人間には出会えずだったのだが、その他小出身の子がたまたま紹介してくれてそこでラビをおすすめされて少々興味が持てたので書店に勤めていた母親に頼んで単行本を買ってもらった。

第1話の骨組みが体の中に入っていくシーンでドン引きしたのは未だに覚えてる。

井の中の蛙というか、グロなんてなんでも行けるよ!とか言ってたやつがマンガのほんのり描写に引いたので私はグロなんてなんでも行けるよ!なんて言うたらあかんのやと思った。

当時そんなに気にしていなかったけどD.gray-manは絵柄が綺麗なので登場する女の子がみんな可愛くて楽しめた。

それまでの私は男キャラとかにあまり興味が持てなかったし、強いて言うならスーパードールリカちゃんのドールイサムや戦隊シリーズのガオシルバーが好きだったけど、幼少期はセーラームーンごっこぴちぴちピッチごっこするくらいには女キャラが好きだったし、憧れだったのでリナリーのお洋服かわいいなあとかララかわいいなあとかそんな感じだった。

そんな中でラビに出会った。

登場してから読み進めている時はなんで勧められたんだろうと思った。バンダナを下ろして本を読んでいる1枚絵を見るまでは。

は?????イケメンすぎんか???????

ギャップ萌えというか、普段下ろさない髪を下ろしているとかいうそういうのに普通にドキッとしたのだ。平面相手に。

でもそれは仕方の無いことだと思う。

当時の私は(今でも)男子顔負けの身長で、周りにキャーキャー言えるほど魅力的な男の子を見つけられかったので。

中学生ほどビジュアルに厳しい生き物はいないと思う。

それほどにラビは当時の私にとってイケメンで博識(記憶力が良く)で高身長でと理想だったのだ。

同時期に私は他小出身の子にアニメイトというアニメグッズが所狭しと陳列されてある空間を教えてもらっていた。アニメイトは隣市にあったので中学生で電車に乗り慣れたのはアニメイトのおかげ。当時の私の収入は同居するおばあちゃんからのお小遣い。中学生にしては大金を毎月貰っていた。以後は狂ったようにラビが描かれたグッズを買い集めていた。卒業するときの虚無さと言ったら。

そんなラビへの思いを中一ではブヒブヒ言いながら募らせていたが、中学生は複雑だ。一応平面相手にキャーキャー言ってるのは客観的に見てとても痛いのは分かっているので大っぴらにしようもんなら卒業まで後ろ指さされるのは目に見えていた。

しかし気持ちを共有してもらう同士はやっぱり欲しいもので、色んな子に探りを入れながら過ごしてきた。

そんな中学生活2年目、遂に同士を見つける。 

見つけた時は嬉しすぎた。そしてなんとしてでも仲良くなりたいと必死だった。そんな必死さが届いたのか彼女とは今でも交流がある。この前金沢土産に日本一食べにくいお餅やでと言って渡された。そこまで食べにくくは無かったし美味しかったで。

話を戻す。

中学2年生、私はまだまだ子どもだった。

同士をMと仮称するが、Mはケータイを持っていた。当時機能としてはメールが打てたりテトリスが出来たり音楽が聴けたりくらいは知っていたのだが、私はMに夢を見せられたのだ。

そう、夢。夢小説。

名前変換機能とかひっくり返った。

人の書いた解釈のラビだがそれにしてもラビが私の名前を!?え〜無理〜//////////

いかんいかん、スラッシュで赤面するなんて何年ぶりだ。デコログでやっとけ。

そんな夢小説に触発されて私も小説を書いた。ノートに←

しかしラビとイチャイチャするなんてそんな、恥ずかしい、イチャイチャしたい、恥ずかしい…思春期って難しい。

それまでの私はエアーでラビを作り上げ登下校デート(ただ家と学校の往復、視線はエアラビと合わせるため、やや目線は高め)で満足していたのに、そんな、ノートにラビとの少女マンガも裸足で逃げ出すような甘い日々を書くだなんて…まあ、実際文才なかったのであんまり書いてないです。

しかしMともう1人の3人で回す交換ノートにはイチャイチャ会話進行させてたので実質夢小説だったと思う。

そんなわけで中学校3年間はラビにお熱だったけれど、受験やD.gray-man休載というタイミングもあり、やがて切れ切れの連載の中でラビは壁にめり込み干支が周り今に至る。

ラビ…私は貴方と同じ身長になったよと、ふとした時に調べたら公式で身長が伸びてて鼻息が荒くなった。壁にめり込んでても骨は成長するんだ。

ちなみに団服デザインは7、8巻あたりで出てきたあのシュッとした7分袖のデザインが好きです。腕の筋たまらんわ。

はよラビ出てこんかな〜!!!!!

 

次回は腐女子に目覚めたきっかけ推しの話したいな